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001_構造図面はどこから描くか?

「この配置図を基に構造図面を描いて。」

と言われたら、あなたはすぐに作業をイメージ出来ますか?

ここでは、配置図から構造図を描く過程を整理していきます。

 

何から始めれば良いの?

まずは「平面図」からスタートします。

配置図を元に、平面の構造を検討していきます。

 

まずは(仮)で良いので、

板のスペース、小骨のスパン、大骨のスパンを決めます。

 

ざっと配置を決めたら、

ざっと部材のスカントリングを計算します。

 

ドラドラァ!

偏ったサイズにならないように、配置⇔計算を繰り返します。

 

多くの場合、実績船ベースで仮配置が決められますが、

より軽く、より部材数を少なく、より工作しやすい

配置を考えるのが、設計者の使命だと私は思っています。

 

また、実績船ベースで構造を決めるときは、

必ず根拠を知った上で、構造を決めましょう。

 

根拠のない実績船に構造を倣う、

といった負のスパイラルが始まりかねません。

 

・・・

平面図(仮)が出来たら、横断面、縦断面に図面を展開します。

 

そうすると所々で、

あれれぇ?構造が成り立っていないよぉ?

と天の声が聞こえます。

 

構造が成り立つように、配置を調整していきましょう。

 

補足

なぜ平面図から構造を考えるのか?

特に決まりはありません。

 

中には、全ての断面を描いてから、平面を描き起こしてみたら、

「完璧…だと…?」という超人がいるかもしれません。

 

私は、平面が構造の全体像を考えやすいので、平面から考えます。

 

まとめ

・構造図面は平面(仮)から描く

 

 

投稿日:2017-08-28 更新日:

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