【概要】
:動的なライティングと反射を高品質かつ効率的に実現するための技術。
:従来のライトベイクや事前計算なしで、リアルタイムのライティングを計算する。
【詳細】
・リアルタイム
グローバルイルミネーション
(Global Illumination, GI)
:光が複数回反射することで生じる間接光をリアルタイムで計算すること。動的に変化するシーンでも正確なライティングが提供される。
・リアルタイム反射
(Reflections)
:鏡や水面などの反射性の高い素材に対して自然な反射効果が提供される。
・動的ライティング
:動的に変化するライトソースやオブジェクトの移動に対して適応する。
:常に正確なライティングと反射を維持する。
【設定方法】
1.プロジェクト設定
・「Project Settings」>「Engine」>「Rendering」セクションで、「Global Illumination Method」と「Reflection Method」を「Lumen」に設定する。
・「Platforms」>「Windows」セクションで、RHI(レンダリングハードウェアインターフェイス)を「DirectX 12」に設定する。
2.ライティング設定(例)
・Sky Lightの「Details」パネルで「Real-Time Capture」を有効にする。
・主光源となる Directional Light を配置し、主要なライティングを設定する。
・「Post Process Volume」を追加し、ボリュームの範囲を「Unbound(無限)」に設定する。
3.調整
・「Post Process Volume」の「Lumen Global Illumination」セクションで、グローバルイルミネーションの品質や強度を調整する。
・「Lumen Reflections」セクションで、反射の品質やディテールを設定する。